HKB ステアリングスペーサー(ボススペーサー)
公開日:
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最終更新日:2018/05/08
log ステアリング, ドライビングポジション
スパイダーはハンドルが遠く手長猿とも言われる運転姿勢ですがこういうものだと思い我慢して乗っていました。
どうやらイタリア車だけでなくプジョーなどのフランス車でも同様のポジションの車種があるらしく、シートを前にスライドさせ背もたれを立たせて着座するのが流儀のようです。
シートをスライド
自分が乗るスパイダーではステアリングに合わせてシートを前へスライドさせるとヒザが曲がり、手は届くもののヒザがステアリングのリムにあたってしまうためできませんでした。
背もたれの角度を変える
シートの背もたれを前に傾ける(立ち気味にする)のも姿勢が苦しいものです。
ヒザがステアリングに当たらないように足を伸ばすためシートは後ろへスライドしているのですが、この状態で背もたれを立てると腰にも悪そうです。
リラックスした姿勢で運転がしたいので気になり出すと動かしては戻すを繰り返していました。
シートのつぶれ
シートのウレタンフォームがつぶれているからこのようになるのかと仮定して実際にクッション材を追加したものの今度は視線が高くなってしまい視界が狭く信号が見えないといった弊害がありました。
その上ステアリングの位置にはあまり影響がありませんでした。
ディープコーンタイプのステアリング
ディープコーンならばこの問題が解消されると思うのですが、スポーティなモデルが多いためクラシカルな雰囲気ではなくなってしまう可能性があります。
何よりステアリングそのものを変えるにはコストかかるため今回はスペーサーを利用しました。
HKB ステアリングスペーサー 30mm
メーカーによってはボススペーサーと記載されていることもあります。
こちらは立ち寄ったカー用品店に置いてあったものです。
momo、ナルディ両方に対応する様子です。
取付は皿ビスと六角ボルトの2種類が同封されています。
ボルトの長さが足りないというレビューもありますが僕のステアリングはシンプルなものだからか充分な長さでした。
ためしにリングをつけたところ。
momo用のリングはピッタリです。ナルディの場合はこのリングは使いません。
ボス→スペーサー→リング→ステアリング→ホーン
質感は粗目のでこぼことした加工の上に黒い塗装がされています。
比較
取り付けてみると30mmはだいぶステアリングが手前に近づき腕の距離感はちょうどよくヒザもステアリングに当たる心配がありません。
あまり変化がないだろうと予想をしていたワイパー・ウィンカー・ハイビームのレバーがだいぶ遠くなりウィンカーを点ける際に空振りすることがあります。これは慣れの問題だと思います。
運転姿勢が快適になりリラックスしてドライブすることができるようになりました。
追記 以外なメリット
ステアリングが近くなったことで操舵に力がいれられるようになりました。
スパイダー(シリーズ4)はパワーステアリングですが現代の車のような軽さはありません。
ウッドステアリングだとリムが細く滑りやすいためスペーサーを入れて操舵感が快適になりました。
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